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矯正治療のお金のはなし

インビザラインを22時間つけ続けるのが無理?装着時間を守らないと大変なことに!

インビザラインとは

アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した歯並びを改善する“矯正歯科治療装置”のうちの1つです。従来のワイヤー矯正とは全く異なるマウスピース型の矯正装置で、マウスピースを装着する事で少しづつ歯を動かしていき、2週間ごとに形の違うマウスピースを交換していくことで歯並びを整えていく方法です。

マウスピースは、透明で薄いのでワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、審美的に気にされる方にとってはとてもありがたい装置です。

1999年のアメリカでの販売開始以来、世界100ヵ国以上で延べ800万人以上の患者様に使用されている確かな実績のある矯正装置です(2020年1月時点)。

インビザラインの長所

ここでインビザラインの長所を見ていきましょう。

目立たない

マウスピース矯正の最大の長所と言えるでしょう。審美的に気にされて矯正治療に悩まれている方は、目立たないという長所があるだけでもマウスピース装置を選択するかもしれません。最初はマウスピースの存在感が煩わしくても、透明で薄く軽いので慣れてしまえば違和感なく使えるようになります。

取り外しができる

ワイヤー装置は固定式なので一度装着すると治療が終了するまで外すことができません。なので、その装置がついたまま食事も歯磨きもしなくてはなりません。装置がついたまま食事をすると食べ物が装置に引っかかったり硬いものを噛んだ時に装置が外れてしまうというトラブルも起きます。

また、歯磨きの時も装置の周りを丁寧に磨いていくのはかなりの時間がかかり本当に大変です。汚れが停滞しやすくデンタルフロスも通しにくくなるので虫歯になるリスクも上がってしまいます。

口腔衛生の管理がしやすい

マウスピースは取り外ししやすいため、先ほどのようにワイヤー矯正時の歯磨きする際の煩わしさは無くなります。歯磨きをする時はご自身で装置を外せるので、矯正前と変わらずにいつも通り歯磨きをする事が可能です。矯正中に虫歯になってしまったらどうしようと不安になる必要はありませんね。

金属アレルギーでも使用できる

ワイヤー矯正と違ってマウスピースには透明なプラスチック素材を使用するので金属アレルギーの方も安心して使用する事ができます。ただし、インビザライン矯正で使用する装置のほとんどはメタルフリー素材となっていますが、ほんの一部だけ金属を使用することもあります。金属のものの代わりにプラスチック素材のものを選択することもできますので、金属アレルギーの方は歯科医師とよく相談してくださいね。

インビザラインの基本的な使用時間

マウスピースの装着は1日22時間以上が原則です。食事の際と、着色しやすい飲み物を摂取する際は原則外しますが、それ以外の時間は装着し続けます。

22時間以下の使用だとどのようなことが起きる?

装着時間が守られなかったり、マウスピースの装着が不十分だとどうなるのでしょうか?マウスピースを22時間以上装着できない場合、十分な矯正の効果を得られない可能性があります。

マウスピース矯正は自分自身で外せるという長所がある反面、外している時間が長いと矯正の効果が発揮されなくなってしまいます。長時間外している事によって、うっかり装着を忘れてしまう場合もありますが、せっかく積み上げてきた治療期間が無駄にならないよう使用時間の22時間以上は必ず遵守するようにしましょう。

22時間以下の使用によって起こる弊害

もし、22時間以上装着出来なかった場合、どのような弊害があるのか具体的に見ていきましょう。

マウスピースの装着を長時間忘れてしまうと歯が動く事でマウスピースがキツくなり、装着した際に痛みを強く伴います。この強い痛みは歯にも大きな負荷がかるため歯へのダメージも大きいです。この強い痛みが習慣化されるとダメージにより歯の根っこが溶け、短くなってしまう可能性があります。マウスピースはご自身で外せるので、強い痛みが伴うとまた外してしまい、歯が動き…の悪循環になります。

それを繰り返しているうちにマウスピースが入らなくなってしまう事もあります。最悪の場合、再度マウスピースを作り直さなければならなくなってしまう事もありますので、歯を守るためにも使用時間はしっかり厳守するようにしましょう!

どうしても22時間使えない人のための今後の選択肢

インビザラインは装着時間が1日守れなくても歯並びに大きな影響はありません。しかし、1週間のうちに何日も装着時間が守れない場合は歯並びに影響を与えてしまうことがあります。例えば、装着時間が守れずにマウスピースがキツくなってしまった場合はマウスピースの交換時期を少し延ばすと良いでしょう。マウスピースがキツいまま同じ頻度で交換してしまうと歯がそのスピードに追いつけずにダメージを受けてしまう事があります。マウスピースが再度馴染んでいくまでは、焦らずに待つのが良いでしょう。その際、必ず担当の先生に相談するようにしてくださいね。自己判断でマウスピースを交換したり交換時期を延ばしてしまうと治療の流れに問題が生じてしまう事がありますので注意してください。

インビザラインは自己管理を徹底的に!

最後に、インビザラインは自己管理が非常に重要になってきます。治療の結果は患者さんの努力にかかっているといってもいいでしょう。インビザラインは1日22時間以上つけ続ける事が、治療結果につながります。そのつけ外しのタイミングは患者さんの自己管理になるので、管理に自信がない方は最初から固定式のワイヤー矯正を選択することをおすすめします。矯正治療は長期間に及ぶので、一度始めてしまったら最後まで続けるのは本当に大変です。メリットデメリットを比較し、インビザラインが自分に合っているのか矯正前にじっくり考えてみてくださいね。

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